西　村　直　記　（作曲・シンセサイザー）

 

愛媛県松山市生まれ。東京芸術大学卒業。作曲家､演奏家、そしてたった一人の音楽巡礼者。四国８８ヶ所霊場めぐりを経て、世界８８ヶ所を巡り終え、新世界８８ヶ所を音楽巡礼を２０１３年８月で結願。

 

愛媛大学講師のとき、家族の大事故から信仰心に目覚め、四国八十八か所を遍路、高野山を経て世界八十八か所音楽法要の旅に出る。９０年、日本人として初めてバチカンにてローマ法王の謁見演奏、「宇宙巡礼」としてCD化。９３年､エコロジー・アニメ映画「マザー　最後の少女イヴ」、９４年、ピエール・カルダン・コレクション、９８年、ユネスコ公認ビデオ「世界遺産」の音楽をそれぞれ担当。９７年５月３０日、NYカーネギーホール・デビュー。阪神大震災では自らも被災、被災者のためのコンサートを開催。９７年４月より高知県安芸市畑山の廃校にスタジオを移設、「童謡の里」づくりに参画。金子みすゞに激しく共感し、２００２年３月４日に全５１２編の詩に作曲を終えた。９９年春からNHK放映の「NHK～心を旅する四国八十八か所～」の音楽を担当。２０００年９月、朝鮮半島３８度線上の国境に面した烏頭山統一展望台で、世界八十八か所音楽巡礼の旅のファイナルコンサートをする。０１年５月３０日、NY国連本部で、「平和コンサート」をし、ここを新たなる出発点として、新世界八十八か所音楽巡礼の旅に出る。１３年８月、結願。